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にんじんの正解!意外と知らない栄養と効果とは?

こんにちは、いまたろ( @hirorecipe )です!
今回は、にんじんについてまとめてみました。にんじんってβカロテンをたくさん含むアンチエイジング食材なの知ってました?

私たちに馴染み深いにんじんですが、
え、そうなの?!と、知ってそうで意外と知らなかったのではないでしょうか?!
正しく理解して、もったいないをなくして効率よくキレイになっちゃいましょう!
この記事を読んで、にんじんマスターに♪
- にんじんの特徴
- 注目すべき栄養成分と効果効能は?
- 旬の時期はいつ?
- 美味しいにんじんの見分け方は?
- にんじんの保存方法は?
- にんじんの正しい調理方法
- 生で食べる
- 皮には栄養が豊富!
- 加熱すると体に届く栄養素が変わる!?
- にんじんのおすすめレシピ
- にんじんのサラダ
- にんじんとバルサミコソースのサラダ
- にんじんの明太子和え
にんじんはアンチエイジングにおすすめの食材

ここに注目!にんじんの栄養はβカロテンがすごい
【生のにんじん可食部100gに含まれる主な栄養成分】
エネルギー | 39kcal |
水分 | 89.1g |
ビタミンC | 6mg |
カロテン | 8600μg |
カリウム | 300mg |
カルシウム | 28mg |
食物繊維 | 2.8g |
参考:日本食品標準成分表2015年版(七訂)
にんじんには、カロテン、カリウム、カルシウムが豊富で、ビタミンCも含まれています。
また、皮付近にはポリフェノールを多く含んでいます。
豊富に含まれるカロテンは、免疫力を高めて皮膚や粘膜を強くし、心臓病やガン、動脈硬化などに効果があると言われています。
にんじんの栄養成分の中で特に注目すべきなのは、βカロテンです。
なんと、1日1本食べるだけで必要な量がとれるほどβカロテンを豊富に含んでいます。
βカロテンは体内でビタミンAに変わり、アンチエイジングや免疫力を高める働きをします!
さらに、ビタミンAには肌をなめらかにする効果があるので、肌が乾燥しやすいなど肌に悩みのある方は、にんじんを食べてみてはいかがでしょうか?

にんじんの旬の時期は?
にんじんは、一年中市場に出回っていて決まった旬の時期はありませんが
4〜7月にかけて春夏にんじん、11〜12月にかけて冬にんじんが出回るようになり
その時期のにんじんは、甘みが強く味がよくなります。
美味しいにんじんの見分け方
美味しいにんじんの見分け方は4つのポイントがあります。
- 鮮やかで色が濃いもの
- 表面に張りとツヤがあるもの
- 歯の切り口が小さく、緑色のもの
- 葉付きなら、葉の緑色が濃いもの
以上が、美味しいにんじんの条件です。
にんじんの保存方法
にんじんは暑さに弱いので、春から夏は冷蔵庫で保存します。室温の低い冬場は常温保存でも大丈夫です。
濡れたり湿ったりすると痛むので、表面の水分をしっかり拭き取って、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に立たせて保存しましょう。
使いかけのにんじんは、切り口にラップを密着させて包み冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
※エチレンガスを発するリンゴなどと一緒に保存すると苦味が出やすくなるの注意してください。
にんじんの正しい調理方法

にんじんの皮には栄養が豊富
にんじんのβカロテンは皮付近にもっとも含まれるので、できるだけ剥かずに調理しましょう!農薬の付着が心配のかたは、なるべく薄く剥きましょう。(そもそも、にんじんは出荷される前にキレイに洗われ薄皮やひげ根は処理されているので、パッパッと洗う程度で十分!)
にんじんを生で食べる
にんじんには、アスコルビナーゼというビタミンCを壊す酵素が含まれています。
加熱すれば大丈夫ですが、この酵素はすりおろすと活性化するので、ジュースやサラダなど生で食べる場合にはレモンや酢を一緒に入れましょう。
レモンや酢に含まれるクエン酸がアスコルビナーゼの働きを抑えてくれます!
加熱することでβカロテンの吸収率がUP
実は、生で食べるにんじんを食べるとβカロテンの吸収率は、たったの8%程度なのです。
でも、加熱すれば、吸収率は2倍以上になります。
さらに、ビタミンAは油に溶ける脂溶性ビタミンなので油と一緒にとれば、吸収率は70%以上になります!
これは本当にもったいない!にんじんを食べるときは、油で加熱するようにしましょう!
カレー粉と合わせば抗酸化力を3倍に!
カレー粉に含まれるスパイスの多くには抗酸化力があり、にんじんとカレー粉を一緒に油で炒めれば、
βカロテンの抗酸化力を3倍に引き上げます!

にんじんを使ったおすすめレシピをご紹介!
レシピ1. にんじんとブロッコリーの茎のきんぴら

レシピ2. にんじんのバルサミコソース和え

レシピ3. にんじんの明太子炒め

これでにんじんマスターに!
いかがでしたか?
にんじんについてまとめましたが、参考になったでしょうか?
ぜひ、いつも何気なく食べているにんじんですが、実はこんなにすごい野菜なんだと気づいてもらえたなら嬉しいです!